top of page
執筆者の写真halfmoonjourney 小川

パッケージデザインは「魅力」が伝わることが重要です。



こんにちは。東京都・埼玉県の中小企業様向けにデザイン制作をしてます文京区のデザイン会社 Half Moon Journeyです。今回はおもちゃのパッケージデザインは「魅力が伝わることが重要」というお話をしたいと思います。



その昔おもちゃ(ラジコンでしたが)のパッケージを作ったことがあります。最初はクライアントからの指示を聞いてその通り作る予定でしたが、話を聞いているうちに「もっと商品の魅力が伝えられるはず」と思って、色々と自分でやり出しました。


そのラジコンはプレイステーションのゲームの中に登場する物をラジコンにしたのですが、まずはそのゲームを自分がやったことがなかったのでプレイしてみました。

これはパッケージを作る上で、その商品のどこが「面白いと感じるのか?」がわからないと、ターゲットに訴求することはできないと考えたからです。それで実際にプレイしてみて、「ゲームの世界観が伝わることがグッとくるポイント」だと考えるようになって、パッケージでも世界観を出すようにしました。


先にクライアントから渡されていたラジコンの仕様説明は線画だけの取り扱い説明書くらいシンプルな物でとても味気ない物でしたが、これでは世界観が伝わらず、本当にいかにも説明書という感じだったので、これを世界観に合わせて自分で色を塗って、テイストに合うイラストにしてしまいました。


また、パッケージ全体もまるでそのゲームに出てくる商品の一部を使ったかのような雰囲気を出すと、「このラジコン欲しいなあ」と思ってもらえると考えて、ゲームの素材感を自分でフォトショップで作ってしまって、パッケージ全体の下地として前面に印刷しました。


その他にも中世のマップ風の紙にラジコンの説明を書いたり、フォントも注釈や必ず読めないといけない部分は太ゴシック、見出し程度の大きさの物は世界感にあったフォントにして細部にまで気を使って世界観と統一感を出しました。


結果的にクライアントからも「よく素材ないのにここまでできましたね」とお褒めいただけましたが、自分でもゲームの世界観が出せて満足のいくデザインとなりました。


この経験からパッケージでは「そもそもその商品の魅力が出せてるか?その点が店頭で見た際の購入意欲増加に寄与する」という事を体感しました。これからパッケージデザイン作るよ!という方、ご覧になって参考になれば幸いです。

閲覧数:7回0件のコメント

Kommentare


bottom of page