top of page
執筆者の写真halfmoonjourney 小川

事業会社はサービスのビジュアル定着にこそデザインの意味がある



こんにちは。東京都・埼玉県の中小企業様向けにデザイン制作をしてます文京区のデザイン会社 Half Moon Journeyです。今回は事業会社はサービスのビジュアル制作(デザイン制作)をちゃんとするといいよというお話をしたいと思います。



事業会社、最近では商品よりもwebサービスを販売する会社が多いですが、デザインで事業会社に貢献できる余地が多い部分はUIとサービスのビジュアルデザインだと思っています。


今回はビジュアルのお話ですのでUIは置いておきますが、サービスのビジュアル作りもかなり重要だと思っています。



目に見えないサービスを可視化するのがデザイン

WEBサービスのビジュアル作りでよく思うのが、「目に見えないサービスは販売しにくい」ということです。今までの日本人の傾向なのか世界的にもそうなのかわかりませんが、なかなか実際に物体がないものにお金を払う気分にならない傾向があると思っています。


例えば靴を買う場合なら「¥10,000出せば目の前にあるこの靴が手に入る」とわかりやすいので、購入判断も早いのですが、サービスの場合だと見えない分何が手に入るのかわかりづらいです。また、「生活が楽になる」「業務サポート」みたいなサービスだと、使用してみないと本当にお金を払う価値があるかとてもわかりづらかったりします。


そこで「サービスのビジュアル作り」はこれらの懸念を払拭することのできる仕事だと考えています。



サービスのビジュアル作りとは?

具体的にサービスのビジュアル作りって何をするのかと言えば、「サービスを使用して楽になってるイメージ」や「サービス使用中の様子」「具体的に何が楽になるのかの説明」を絵にして伝えることです。


会計ソフトなら「買ったその場で携帯から金額を入力、後は月末に10分確認するだけ」とか、自転車シェアリングサービスなら「スマホで登録、あとは好きに乗って楽に移動してるイメージ」とかをビジュアルに起こして伝えるイメージです。


文章だけなら「月額¥00でいろんな箇所に置いてある自転車が乗れます」だけになってしまい、「それってどれだけ役に立つんだろうか??」となってしまいがちですが、ビジュアルで「簡単な手続きで好きな時に自転車に乗ってるイメージ」だと、「ああ、こんなふうに使えるのね。確かに楽そう」と利便性を想起しやすいです。人間文章よりも絵のイメージの方が伝わりやすいですからね。


そして「伝わりやすい」ことこそがデザインの一番の仕事で、利便性が伝わるからこそお客様に買ってもらったり、真剣に検討してもらう度合いが増えてきます。この部分にこそビジュアル制作・デザインができる販促の大きな部分だと考えています。



ビジュアル制作はデザイナーと二人三脚できると楽しい

それでこのビジュアル制作、個人的に事業会社のサービス開発者とか担当者の方と直接やりとりできると楽しいなと思うことが多いです。相手からは「デザイナーと何話せばいいんだろう」とか思われてるかもしれませんが、担当者の方に「これはどんなサービスか?」「何が利便性なのか?」「どういうイメージにしたいか?」などを聞きながらああだこうだビジュアルを作っていく感じが、ダイレクトにお客様に伝わるものができる気がして毎回楽しみにしています。


サービスに責任を持つ担当者だからこそ真剣に取り組んでくれるし、サービスの特徴を直接聞ける機会も多いので、間に広告代理店が入るやり方よりも良いデザインができる気がしています。


WEBサービスや商品のビジュアル制作、どう商品を見せていくかお困りの方がいましたらデザイナーに直接相談してみてはいかがでしょうか。ただのデザイン制作と侮ることなかれ、サービスが分かり易い状態にすることで営業のしやすさ、パッと見の引きが結構変わってくるのでおすすめです。

閲覧数:5回0件のコメント

Comments


bottom of page